運命の人

「運命の人」ってあると思いますか?
実は、私と旦那さんの出会いはとても運命的でした。
初めて「この人と結婚したい」と思った相手でした。
しかしながら、何年かすると初めの頃のドキドキはさっぱりと姿を消すものです。残念ながら。

2年ほど前、日本からイタリアに戻る飛行機の中で見た映画「Before Sunset」。
「恋人までの距離(ディスタンス)」という映画の続編なのですが…。
すごくよかった!
そして「ああ、やっぱり旦那を選んでよかった、私はなんて幸せなんだろう」と思いました。

私もクリスチャンになるまでは、世でいう「普通」の生活をしていて、旦那と出会う以前に数人の人とお付き合いをしました。
本当に好きでもなかったのに…!
しかし旦那は、出会ってすぐに「結婚したい」と思うほど好きになった相手でした。彼のこと全然知らなかったのに。運命としか思えない惹かれようでした。
とはいえ、そこから結婚までの道のりは平坦ではなく、3年間ものすごい苦悩をして、最終的には実の両親を捨てるような形で彼を選びました。
親を喜ばせるために生きるのか、自分の心に正直に生きるのか、の2択だったわけです。
私は自分の心が幸せだと感じる方を選びました。
その選択に後悔はしていません。そしてこの映画を見た時、私は彼を選んで本当に良かった、と心から思いました。

あの時彼を選んでいなかったら、今の自分はどうなっていただろう?
きっと鬱な生活をしていたんだろうな、神様を見つけることもなく…。

この映画を見た時、私はまだ神様を知りませんでしたが、今ははっきりとわかります。
彼を私に与えてくれたのは、神様である、と。


大好きな人に出会っているのに、経済力だの、環境だの、親の意見だの、そういうものに振り回されて判断を誤っていませんか?
運命の出会いは、運命の人は、すべての人に用意されていると思います。
そして、運命の人は、出会った瞬間にわかります。魂から湧き出るような感情が生まれるはずです。
だから、神様を信じて、運命の人に出会うまで、しょうもない付き合いなんかやめたほうがいいです。
男性経験なんて、傷として残るだけで、何も得るものはありません。
少なくとも私はそう感じます。

神様は私たちに最良の人を与えてくれます。信じて委ねましょう。