言わずと知れた吉田秋生の名作、BANANA FISH。
高校生の時、クラスの女子全員がアッシュに恋していました(笑)
それが今、25年の時を経てアニメ化!
見ると切なすぎて廃人になりそうだから、見ないでおこう…。と思いつつ、結局は誘惑に負けて毎週見ている私。
偶像崇拝です。弱いな、私。
しかし、今改めて見ると、世の中の真実をズバリ語っているではないか、というシーンが結構ある。
政府高官やセレブによる人身売買、小児性愛(ペドフィリア)、テロや戦争の自作自演など…。
吉田秋生は1985年の連載開始当初、よくもこんな事実を知っていたものだと思う。
荒木飛呂彦がジョジョの奇妙な冒険の中で9.11を予言していた、というのもあるし、人気漫画家って何か知らされているのかな?
でも、アッシュの本名がアスランということに希望を見出したい…。
アスラン=ナルニア国物語のライオン=イエス・キリスト って、何のこっちゃ?と思われるかもしれませんが、CSルイス作の「ナルニア国物語」に登場するライオンは、イエス・キリストの象徴と考えられています。
それから、BANANA FISHが描いているものは、結局のところ「愛」ですよね。描きたかったのは「本当の愛」ではないかな?(…とBANANA FISHファン故にひいき目…)
男同士だからこそ描けた本当の愛というか…。
とにかくこの世は「愛=恋愛」としたがる。
でも、神様が本当に教えたい愛は、他の人を無条件に思いやることです。簡単にいうと。
BANANA FISHの中で、アッシュは英二のことを「何の見返りも求めず、自分を気にかけてくれる人間」と表現しています。
そう、それが、本当の愛じゃないかな。
この世にはないよね、本当の愛。
本当の愛については、また別の機会に書きたいと思います。
やはりBANANA FISHは名作であります。
↓懐かしい。私が読んでたアッシュ。