娘にブラジャーを買い与えない。
毒親の共通項らしいです。
私が初めてブラジャーを買ってもらったのは、高校1年の夏（15歳）だったと思います。周りの子はみんなブラをしていて、私だけスポーツブラも何もなく、体育の着替えがとても恥ずかし買ったのを覚えています。
中学生の頃から何度となく母親にブラを買ってくれるよう頼んでいたのですが、母は「あんたは全然胸がないんだから必要ない」と言って、なかなか買ってくれませんでした。
高校1年の夏に、ようやく母は重い腰を上げ、デパートの下着売り場に連れて行ってくれました。初めてのブラ選びということで、店員さんがバストのサイズを測ってくれました。そして「Bカップですね」と言いました。その時の母の反応は、「はあ？そんなにあるわけないでしょ？」
結局その日は、店員さんが選んでくれたブラジャーを1枚だけ買ってもらいました。
今思うと、なぜ1枚だけ？と思いますね…。最低2枚は必要でしょ？替えはどうするのよ？と…。
そして、その後、ブラを買った記憶がありません。高校時代、私はどんなブラをしていたのか？どこで買っていたのか？全然記憶がありません…。
高校卒業後、親元を離れてからは、何もかも一人で買っていたので記憶はあるのですが…。
とにかく、私が言いだすまで、母親はブラを買うつもりは全くなかったこと、これだけは鮮明に覚えています。
今、私には11歳の娘がいます。先日、一緒にブラを買いに行きました。デリケートな時期に、恥ずかしい思いをしないよう、娘の成長に寄り添ってあげたいと思います。