私の住んでいるところ(ローマ)では、免許取得のための実技試験が月に1回しかない。限定解除の教習を申し込んだのが3月末だったので、4月の試験は時間的に難しく、直近は5月になる…。ということで、とりあえず5月の試験を申し込んだ。
怖いよー。
しかし、試験をさっさと終わらせてこの教習&試験前のストレスから早く解放されたいという思いも強く…。
だいたい教習10時間とかで運転が上手になるなんて無理じゃない?免許取ってから練習するしかないよね…。早く自分のペースで練習したい…(怖いけど)
さて、7回目の教習。5回目、6回目と朝イチの9時で予約したのだけれど、イタリアあるあるで朝9時に自動車学校に行っても誰もいない。5分後に教官たち到着、10分後に自動車学校を開ける受付の女性到着(学校が開かないと教習車の鍵が入手できない)という感じで、教官が「運転の練習したいなら10時以降に予約して(朝一は遅刻多発で教習時間がほとんどない)」とおっしゃるので、本日7回目は教官のご希望通りに10時に予約。
ちなみに教官は、4回目から女性から男性に変わりました。進度によって変わるのかな?知らんけど。
10時5分前に学校に到着すると、9時に予約をしていた人が教習を終えてまだ車の中で教官と雑談をしている。イタリアは予約時間前に仕事を始めるなんてことは絶対にないので、5分待つか、と思っていたら、教官が「車に乗れ」とおっしゃる。え、まだ5分前なのに、珍しいこともあるもんだ、と思いながらも車に近づくと、運転席に乗っていた9時に教習を受けていた子が車を降りて、そのまま後部座席に乗り込んだ。どういうこと?何?実技試験の練習?(試験では試験官を後部座席に乗せて走る)と謎だらけなのだが、まぁいいか、と発進。普通に教習が始まる。
教官の指示通りに道を進み、自動車学校から5kmくらい離れた住宅地まで来ると、後部座席の女の子に向かって教官が「ここでいい?」
えー!?彼女の家までの足だったんかい!!
ほんと、日本の常識なんて通用しません。
まぁしかし、いつもより5分早く始まって、時間通りに終了したので、多めに教習できました。
ではまた次回。